日に日に冬に向かい日々寒くなってき始めると
食欲と共に
外へ出て行く回数も少なくなる頃だと思います

日差しの強さの違いは多少あるものの
非常にカラッとした空気が感じられる今日この頃・・・

太陽が顔を覗かせたら
やっぱり新鮮な空気を一杯体に入れたくなるのが旅の醍醐味でもあります

そんな時は季節問わず
お天道様が顔を出したら、
是非ロンドンから手軽にぶらっと行くことのできる
ナショナル・トラストの施設をご案内いたします







また、アン宅にご滞在のお客様には
是非！お薦めです
アン宅のお嬢さんのマーガレットからの推薦場所でした！





広大な公園と
18世紀に活躍した大建築家の作品である館は
まるでカントリーハウスを思わせるような貴重な歴史の1部です





現在ナショナル・トラストの管理施設は
殆どが郊外、カントリーサイドにありますが、
ロンドン内で楽しむことのできる
貴重な施設の一つとして
中心地から約1時間

ヒースロー空港ほど近い場所なので
アン宅からは40分ほどで行くことのできる
このオスタリー・パーク＆ハウスは
1日かけても見所満載

ちょっと歩きに・・ということも出来るし、
館だけでも見学、
又は四季折々の花を見に・・という場合はガーデンのみ、もお薦めです！





上空を時折見かける航空機は
ヒースロー空港が近い証拠！



ロンドン滞在時に外の空気を思いっきり堪能したいときや
広い場所（カントリーサイド）へ行きたくなったときには
絶対にお薦めします！









〜　オスタリー・パーク＆ハウス　〜

：：　OSTERLEY PARK & HOUSE ：：


　【1】


ロンドン中心地のミセス・ハリガン宅から
帰国の途に着くために最後の半日を
アン達と一緒に過ごすため移動した午後に向かったのが、
このオスタリー・パーク＆ハウスでした

先ずは地下鉄ピカデリー線のヒースロー空港行きへ乗車し、
Osterley駅にて下車します

そして、駅の出口にはOsteley Park方向での出口が案内されています



こちらの出口方向に出ると、
目の前を大きな通りがあります

その通りに沿って右側へ進みます

上：Osterley駅出口 右：駅を出て目の前の通りGerat West Rd.,を 右へ通りにそった歩道

この右の写真の大通りGreat West Roadを
通りにそった歩道をまっすぐに
目的地のOsterley　Park＆Houseへの道案内看板が
見えてくるまで進みます

上は二つとも車案内のための道路標識です
ですから、この標識が出てくるまで
このGreat West Road沿いの歩道を進みます

右の標識が出てくるまで大体10分くらい歩きます

そして、右の表標識から数メートル先に
左へ曲がる道があります



この家とOsterley Park&Houseの案内が見えたら
その案内に沿って左へ曲がり、
このThornbury　Roadへと進みます

このThornbury　Roadは
穏やかな雰囲気の住宅街と時折目に付くカフェやショップがあります

　　

この通りをまっすぐに進んで5分ほどで
大きなOsterley Park&Houseの門が見えてきます


Thornbury　Roadはこの門によって終わります


大きな門の中は車の通る道とその両サイドには歩道があり、
この門を入るとそこはもうOsterley　Parkの敷地内になります

　　　

門の内側はここがロンドン？！と思うほど
左右広々として、
まっすぐに伸びる歩道はまだ入り口も見えてきていません



敷地内の乗馬クラブハウス

歩道を進むうちに
左手方向には目を凝らすと乗馬を楽しむ人たちが見えてきました

なんと！この敷地内には乗馬クラブがあり、
楽しむ人たちとのんびり草を食む馬が見えました



休日の昼下がり
ロンドンで乗馬を楽しむ人たち

そして、この門からパークまでのもう一つのゲートまで大体500mくらいあり、
ここまで来るのにすでにちょっとした“お散歩”



この手前の右手方向には駐車場があり、
このゲートは通常徒歩での人用です
やっと最初の入り口ゲートから公園の入り口らしき場所まで着きました

ここを通り越すと最初に見えてくるのは
1軒のアイスクリームショップ


老若男女大好きなアイスクリームショップ前にお客さんが居ないことはありません


ここでちょっと一休み！・・なのか・・？
ここで買って入るのか・・・？？・・




ここで改めて園内のマップを見ると
想像以上に中が広いことが判明！

　　


ショップを横目で見ながら、
実はすでに駅からここまで徒歩30分近くかかっていたので
このアイスクリームショップを素通りするのは勇気が要りました・・がっ・・・





しかし、このマップを見ると
どうやらティールームがあるようです

先ずはここを目指してショップに後ろ髪を引かれながらも
駅からここまでの道のりですでにちょっとした“お散歩”
ティールームを先ずは目指しました




しかし、実際はここからスタートになります

広いパークへGO！








〜　カフェ＆ティー･ルーム　〜







アイスクリームショップを進むと左手に池を回るような形で
前方に大きな館と右手方向に芝生の綺麗な敷地が見えてきました

左；池（但しこちらでは“Lake”　となっています・・・湖水には水鳥も見えています
右：広々とした芝生の公園で思い思いに遊んでいる人達の姿が見えます

丁度英国の夏
睡蓮が綺麗に花を咲かせていました！


まるで“卵”白身に黄身？のような睡蓮


静かな池に沿った小道をそのまま進んでいくと
ナショナルトラストが管理している
オスタリーハウスが見えてきます


オスタリーハウスへ

目指すはこの大きなカントリーハウス
18世紀に活躍した大建築家としても名高い
ロバート・アダム（Robert・Adam）の作品です

ロバート・アダムはスコットランドの著名な建築一家の次男として生まれました

兄弟4人が建築家、という建築一家ので、1743年にエディバラ大学に入学しますが、
病気のため中退した後
1748年に父親が亡くなると
兄と共に父親の建築事務所を引き継ぎます

当時上流家庭の子弟が巡遊する｢グランドツアー｣に出たロバートは、
ローマやポンペイなどの古代遺跡から大きな影響を受けます

帰国後にこれらの遺跡研究を発表して名声を得、
当時の最もファッショナブルの建築家としても名高くなっていきます

彼の建築作品は今日のイギリスに多く残されていますが、
特に数多くの映画でもロケが行われている
ケンウッド・ハウスも彼の作品の一つです
（“ノッチィングヒルの恋人”でも登場します）

64歳でこの世を去ったロバート・アダムは9000近い図面と
数々の歴史的建造物を残しています

この前方に見えてきたオスタリー・ハウスもその一つ

彼が最も得意としたカントリー・ハウスです


オスタリーハウスの全景　NTサイトより


今にもドレス姿の女性を階段を降りてきそうな正面ですが、
そこを通り過ぎて・・・
先ずは私は“ティー・タイム”お茶です！


この館の正面を過ぎると
チケット売り場やショップの建物があります

ここに目指すカフェ＆ティールームもあり、
お天気の良い日は外にテラス席を出しています

　　　
左はチケット売り場、正面がティールーム、ショップの建物　右：正面時計の下はティールームの出入り口


こちらのティールームは何だかのんびり〜という感じでした


カフェ＆ティールームの入り口　学校の入り口のよう・・・


入り口を入るとカウンターになっていて、
お客さんは好きなものをトレイに取っていき
その分をお支払いする、という何となく｢社食・学食｣型


自分で好きなものを取って最後に精算します形式です


右手にはフルーツやジュース類、中にはワイン！も！
そして、軽食からしっかりとしたランチまで
目移りするようなメニューが並んでいました

冷たい飲み物スィーツやワイン、サンドウイッチなど	本日のランチ“ポットパイ”やシェパードパイなど
パンとスープ	こちらは山のようなスコーン、クッキー、ケーキなど

しっかりとランチを取ってきたにも関わらず
これまでの“お散歩”と並んだ本日のお薦めを見ていたら
どれも美味しそうで・・・

しかし、ここは我慢！
初志貫徹で｢クリームティー｣を御願いしました


ポットティーとフルーツスコーン、ジャム＆クロッテッドクリーム
全部で£3.95也（くらいだった・・・）


シンプルですが、これが小腹には1番！
この黄金の組み合わせでここではやっぱりお茶と言ったら
ミルクティーだな〜とつくづく思います

以前はクロッテッド・クリームと言ったら
南西のコーンウォールかデヴォンでしかいただけなかったのが
最近はこういう形で手軽にいただけるようになりました


手軽にいただけるようになったクロッテッド・クリーム

パッケージも可愛いデザインで
中身はしっかりとこってりとしたクリームです
これがイチゴジャムと一緒にスコーンに乗せていただく・・・・
至福の時間がやってきます！

さて、ここでまったりとした後は満たされた小腹に満足して
いよいよ目的のカントリー・ハウス
オスタリーハウスへとGO！

　【お詫び】


実はこのページについて
当初作り始めたとき想像以上に重たい長いページになってしまったため
ここで2ページに分けることにいたしました

途中で大変申し訳ございませんが、
続き【2】は引き続き次週にアップさせていただきます

このオスタリーパーク＆ハウスは
是非お天気の良い日にいらっしゃることをお薦めします

どうぞ、中途半端な1ページになってしまいましたが、
ご容赦くださいませ



どうぞ、次週も何卒宜しく御願い申し上げます！




ご意見・お問い合わせは下記よりお待ちしております

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